5年前

少しトゲのある寒空は
やられちまった記憶もはっきりと
君のブーツと君のパーツに誘われて
待ち焦がれているのは俺の方かも

火薬臭いあの湿った夏空は
心が痒くなるから大好きだよ
君のブーツと君のパーツじゃ生きられない
タイミングの神様を殺さぬ限り

動脈血の色した空
針が頂点で重なり
悲しきメロディーを歌う
愛を形に入れすぎた

三角のアルコール持って
三角の公園へ行って 
みんなと君さえいれば
夕暮れ前に飛んでゆける

あの時買ったペアのお守りは 5年前のまま
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